健康経営顕彰制度

健康経営は、少子化で労働力人口の減少や、従業員の高齢化、国民医療費の増加などの背景から、経済産業省が積極的に推進しています。
優良な健康経営に取り組む法人を「見える化」することで、従業員や求職者、関係企業や金融機関などから「従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる企業」として社会的に評価を受けることができる環境を整備しています。

健康経営銘柄

2014年度からは東証一部上場企業を対象に「健康経営銘柄」が始まりました。2024年度は53社が選定されました。10回目の選定が1社、9回目が3社、初選定の企業は16社でした。
ちなみに、健康経営銘柄企業の株価は、TOPIX平均を大きく上回っています。

健康経営優良法人

2016年度には「健康経営優良法人認定制度」が創設され、毎年、大企業法人と中小企業法人の2つの部門から、「健康経営優良法人」が選定されています。
その上位500社が大企業はホワイト500、中小企業はブライト500として冠が付加されています。
2024年度は、健康経営優良法人の大企業部門は2,488社、中小企業部門は16,233社が認定されています。


「健康経営銘柄」「健康経営優良法人」の選定・認定フロー

健康経営顕彰制度のスケジュール